2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

SSDのアライメントによる速度差を追試する

SSDのアライメントとは IOが物理セクタを跨ぐことで発生するパフォーマンスの低下を防ぐためのもの 2048sをパーテションテーブルの先頭に、以降のパーテションも512s単位で作成 現行のLinuxでは確認した限りではどれもパーテション作成時にこのルールに則っ…

fioでtrimのベンチマーク方法教がわからないのとベンチマークソフトのバージョン差異

fio

trimのベンチマーク方法がわからない 前回のdiscardオプションで触れたtrimについてもfioではベンチマークができる そのためtrimについて比較を行おうとしたところエラーが出た [comicsong@comicsong fio]$ fio iotest.ini -rw trim test: (g=0): rw=trim, b…

SSDのdiscardオプションの効能

SSDの実削除効率化を行うTrimコマンドの有効化をするdiscardオプションの効果を探る HDDをほぼフルまで埋め、その後の削除時間/削除後の再ベンチマーク結果を比較する 利用前の空き容量 [comicsong@comicsong fio]$ df -H /mnt/mint/ ファイルシス サイズ 使…

SSDのIOスケジューラに対するちょっとした誤解

IO傾向によるスケジューラのとの相性 SSDのIOスケジューラは常にnoopにすべきか? 実施ハードウェア [comicsong@comicsong fio]$ sudo /usr/sbin/smartctl -i /dev/sda | grep "Device Model:" Device Model: M4-CT256M4SSD2 [comicsong@comicsong fio]$ gre…

fioの用途メモ

fio

一般的にはディスク単体の性能評価として利用されている 実際に自身でもそう使っているがIOのパターンが色々細かく調整できるため ミドルウェアに寄らないサーバ全体へのベンチマークとしても利用できる 例えばDBサーバでスレイブサーバだけれど参照だけ向い…

fioの利用について私的メモ

fio

ベンチマークツールfioについて私的な利用メモを残す [global] セクション global という名前のセクションで共通設定を持つことができる 複数のテストを同じパラメータで実施したい場合に便利 [global] numjobs=8 iodepth=4 ioengine=libaio bs=4k size=100m…