2016-01-01から1年間の記事一覧
概要 コンシューマ向けのSSDとして容量とスペック、価格のバランスの良いCrucil MX300 1050GB(CT1050MX300SSD1)の検証です。 検証目的 過去M500の頃から乗り継ぎで利用していましたがMX200からの変更としてNANDがMLCからTLCになりました。 速度面での変化や…
前回のあらすじ e6zout.hatenablog.jp 自宅のPCサーバが壊れたので更新した 今回のお話 上の記事を書いた翌朝、起きたらPCが起動しなくなっていた。 ぼくの心は折れた。 その後 電源も現電源、旧電源で試してどちらも駄目だったんだからMBじゃないかとは思っ…
自宅のPCサーバが壊れました 2011年末頃に機器更新する際に組み替え、L時にアクリル板を組んで作ったmini-ITX小型機。 導入から約5年、一度落雷からの停電でMBが死んだり、今年に入ってからケースだけ買って入れたりとしてましたがMB側が寿命な模様。 電源が…
これまでのあらすじ ケースを買ったら排熱性が悪かった e6zout.hatenablog.jp ボックス自作しようとしたら道具が足りてなかった e6zout.hatenablog.jp とりあえず作ったが気に入らなかった e6zout.hatenablog.jp そんな感じで、本来のRasPIでCephを動かすと…
進捗だめです e6zout.hatenablog.jp ホームセンターぶらぶらしたモノで組んでみたけれど 値段と加工性重視で買った1mm塩ビは柔すぎて安定性がない スペーサーなどの配置は満足しているが固定力が若干低い アルミ棒の両端の固定と処理が上手く思いつかない。…
熱で死ぬのでエアフロー考えてケース作ろうかと思ったらー 2mmのアルミ棒や塩ビパネル、ゴムやスペーサーを買ってきたもののー 仮組しようとしてあると思ってたドリルの刃がー 会社でHDD破壊したいって人のために会社にもっていって回収してなかったからー …
見た目とコンパクトさ重視で買ったアクリルケースがあまりにも排熱性が悪かった 対応としてUSB対応の扇風機を買ってきてラズパイと同じUSBアダプタに刺す 同じ電源から生まれしパワーが発熱と冷却を行う無情な光景が完成した。 あ、リリース期間長いので固定…
続々・Raspberry Pi3でCephを動かす 初回と二回目の続き e6zout.hatenablog.jp e6zout.hatenablog.jp 3. Ceph環境構築の続き 昨日バージョンを入れ替えた ceph-deploy の導入の続きを行う 3-1. モニタの構成の続き Verを入れ替え systemd 関連での問題は解消…
続・Raspberry Pi3でCephを動かす e6zout.hatenablog.jp 2. Ceph環境の構築 基本はありもののパッケージを利用する まずはオブジェクトストレージの検証を第一目標にする 手順についてはビットアイルのこちらの記事を多々参考にさせていただきました Ceph ~…
Raspberry Pi3でCephを動かす 会社の仕事でCephをバックエンドストレージとして検証する必要が出た Cephについてはさわり程度しか扱ったことは無い 夏季休業中の間に最低限の知見は獲たい ただVMで立ち上げるだけでは味気ない いっそ変な環境でやろうぜと出…
前回のあらすじ 昨日 http://e6zout.hatenablog.jp/entry/2016/08/14/231641 の続き ラズパイ3が手に入ったので一緒に買った sandisk SDCZ48-128G をベンチマーク その後比較用に普段ベンチマークを実行しているマシンに差し替えテスト USB2.0で低スペックな…
Raspi3でベンチマークする RaspberryPi 3はElement14製の方 https://www.raspberrypi.org/products/raspberry-pi-3-model-b/ ubuntuは公式の ubuntu-16.04-preinstalled-server-armhf+raspi3.img.xz を利用 https://wiki.ubuntu.com/ARM/RaspberryPi SDCZ48-…
@Sh1n0g1氏のランサムウェアシミュレータを試します ランサムウェアが攻撃の一般的な手法の一つとして定着している 実際に被害に会うまでどのような攻撃なのか、知識として理解しても体験しづらい シミュレータを作成してくれた方がいるので実際に実行し、体…
備忘録 --cmdhelp で出てくるサブコマンドではなく --help で出てくるほう --crctest Test speed of checksum functions チェックサムの計算スピードでいいんかな [comicsong@comicsong fio]$ fio --crctest md5: 391.00 MB/sec crc64: 262.93 MB/sec crc32:…
fioの出力系オプション ネット上でfioの使い方を検索すると、ベンチマーク結果の出力整形の話が多い いくつかは標準のオプションで解決できる問題なので --output-format オプションを紹介する 今回のバージョンは fio-2.13-18-gc915 [comicsong@comicsong ~…
経緯と前回までの記事リンク discardオプションの影響を試そうとしたがxfsとext4で実施しており比較として成立していなかった 初回 e6zout.hatenablog.jp 二回目e6zout.hatenablog.jp xfsでの様々なパターンは取得したので次はext4にて同様のベンチマークを…
ioengine 二本目の記事で書いた通り、fioはHDD以外にもベンチマークを行える 色々なベンチマークソフトがある中fioでやる意味はあるのかとも考えるが覚えておいて損はない オプション ioengine で定義された内容でベンチマークの実行ができる [comicsong@com…
経緯と前回のテスト 前回の検証では randwrite のみの検証を実施した 上書きした場合の速度差を見るためであり他のテストでも差があることは変わらないと思わる 本当にそうなのかを調べるために複数のioパターンで追試する e6zout.hatenablog.jp fio実施内容…
SSDのアライメントとは IOが物理セクタを跨ぐことで発生するパフォーマンスの低下を防ぐためのもの 2048sをパーテションテーブルの先頭に、以降のパーテションも512s単位で作成 現行のLinuxでは確認した限りではどれもパーテション作成時にこのルールに則っ…
trimのベンチマーク方法がわからない 前回のdiscardオプションで触れたtrimについてもfioではベンチマークができる そのためtrimについて比較を行おうとしたところエラーが出た [comicsong@comicsong fio]$ fio iotest.ini -rw trim test: (g=0): rw=trim, b…
SSDの実削除効率化を行うTrimコマンドの有効化をするdiscardオプションの効果を探る HDDをほぼフルまで埋め、その後の削除時間/削除後の再ベンチマーク結果を比較する 利用前の空き容量 [comicsong@comicsong fio]$ df -H /mnt/mint/ ファイルシス サイズ 使…
IO傾向によるスケジューラのとの相性 SSDのIOスケジューラは常にnoopにすべきか? 実施ハードウェア [comicsong@comicsong fio]$ sudo /usr/sbin/smartctl -i /dev/sda | grep "Device Model:" Device Model: M4-CT256M4SSD2 [comicsong@comicsong fio]$ gre…
一般的にはディスク単体の性能評価として利用されている 実際に自身でもそう使っているがIOのパターンが色々細かく調整できるため ミドルウェアに寄らないサーバ全体へのベンチマークとしても利用できる 例えばDBサーバでスレイブサーバだけれど参照だけ向い…
ベンチマークツールfioについて私的な利用メモを残す [global] セクション global という名前のセクションで共通設定を持つことができる 複数のテストを同じパラメータで実施したい場合に便利 [global] numjobs=8 iodepth=4 ioengine=libaio bs=4k size=100m…