discardオプション追試

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経緯と前回のテスト 前回の検証では randwrite のみの検証を実施した 上書きした場合の速度差を見るためであり他のテストでも差があることは変わらないと思わる 本当にそうなのかを調べるために複数のioパターンで追試する e6zout.hatenablog.jp fio実施内容…

SSDのアライメントによる速度差を追試する

SSDのアライメントとは IOが物理セクタを跨ぐことで発生するパフォーマンスの低下を防ぐためのもの 2048sをパーテションテーブルの先頭に、以降のパーテションも512s単位で作成 現行のLinuxでは確認した限りではどれもパーテション作成時にこのルールに則っ…

fioでtrimのベンチマーク方法教がわからないのとベンチマークソフトのバージョン差異

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trimのベンチマーク方法がわからない 前回のdiscardオプションで触れたtrimについてもfioではベンチマークができる そのためtrimについて比較を行おうとしたところエラーが出た [comicsong@comicsong fio]$ fio iotest.ini -rw trim test: (g=0): rw=trim, b…

SSDのdiscardオプションの効能

SSDの実削除効率化を行うTrimコマンドの有効化をするdiscardオプションの効果を探る HDDをほぼフルまで埋め、その後の削除時間/削除後の再ベンチマーク結果を比較する 利用前の空き容量 [comicsong@comicsong fio]$ df -H /mnt/mint/ ファイルシス サイズ 使…

SSDのIOスケジューラに対するちょっとした誤解

IO傾向によるスケジューラのとの相性 SSDのIOスケジューラは常にnoopにすべきか? 実施ハードウェア [comicsong@comicsong fio]$ sudo /usr/sbin/smartctl -i /dev/sda | grep "Device Model:" Device Model: M4-CT256M4SSD2 [comicsong@comicsong fio]$ gre…

fioの用途メモ

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一般的にはディスク単体の性能評価として利用されている 実際に自身でもそう使っているがIOのパターンが色々細かく調整できるため ミドルウェアに寄らないサーバ全体へのベンチマークとしても利用できる 例えばDBサーバでスレイブサーバだけれど参照だけ向い…

fioの利用について私的メモ

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ベンチマークツールfioについて私的な利用メモを残す [global] セクション global という名前のセクションで共通設定を持つことができる 複数のテストを同じパラメータで実施したい場合に便利 [global] numjobs=8 iodepth=4 ioengine=libaio bs=4k size=100m…