包丁研ぎで指切った

昨日、包丁研ぎで初の指切って面白体験だったので記念メモ

元々大学時代に買った安物の包丁と両面砥石を使い続けていたものの、数年前にちょっと高級な包丁を貰ったことでもっと番手のいいもの買おうかと去年1000番/6000番の両面砥石(画像左)をお買い上げ。

ただ番手だけ眺めると上には上で果てしない。10000番以上に手を出してみたくなったものの基本それらは高級品。そんな中ふと見つけた12000番で2000円台の ナニワ研磨工業 名倉砥石 彩 12000M。
レビューに小さいとあったので覚悟して買ったら思ったよりだいぶ小さかったというのが画像右。

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とはいえ小さかろうが普通に研げる。
初回二回目と問題なく研いで、蛍光灯の光を反射する研ぎ面のぬらぬら光沢を見てひとり悦に入ってましたとさ。

しかし最近ちょっと包丁研ぎをさぼり気味。目に見える刃こぼれも出てきたので平面出し用途の150番/600番のダイヤモンド砥石で荒砥からの番手を忘れた10年来の付き合いの安物両面砥石とステップアップして前述の1000番/6000番砥石でへこへこ整え。
ここで一旦反りを全部落としてからの仕上げの12000番をシャッシャシャッシャとやってたところ、集中力の欠乏からか終盤になって指に「スッ…」っと。

ここで面白かったのがなんと痛みがほぼない。
切れたのは小さいと石を固定してた左手の人差し指と中指の甲側。軽く曲げてて第一関節と爪の間ぐらいの位置
刃が当たった感触はあってやっちゃったーと自覚はあったものの痛みがなく、また浅かった中指側なんかは一見切れてないものの、ちょいタイムラグがあってから5mmぐらいの傷に血が浮かんできて「あー切れてる」と。

包丁研ぎ中で研ぎ汁と研磨で出てきた研ぎカスで汚れてるので石鹸で急ぎ手を洗ってから消毒、バンドエイド巻いて対応。
一晩おいたら浅い中指の傷はすでに断面がくっ付いており、切れ味いいとスッとくっ付くんだなぁと他人事な感想を抱きつつ
深かった人差し指側は流石にまだ断面くっ付いていないものの、こちらも相変わらず痛みは感じず。

切った直後は流石にテンション落ちましたが振り返ると面白体験でしたというメモ。